【20代/女性/アニメーター/N.Hさん】

Q1 AnimationAid クラス受講前はどのような状態でしたか?

某CG会社でプロダクションコーディネーターとして働いていて、アニメーションの勉強はネットとか本を参考にやっていました。 仕事が忙しくてなかなかアニメーションの時間を取れなくて、休日にやっていました。

Q2 その時のお気持ちはいかがでしたか?

焦るしアニメーションの時間を取らないといけないけどアニメーションが楽しくなくて苦痛サボってしまったりしていました。

Q3 その状況によって仕事や進路について困っていたことなどありましたか?

最終的に海外に行きたいという目標があるのはいいけど、日本で働くにしてもまず採用に至るまでの技術がないということが一番困っていました。あとはアラサーなのに未経験職種を目指しているということへの不安です。 海外に行きたい人はたいてい学生さんか、すでに日本での経験がある方が多くて私とは状況が違うことが多かったのであんまり相談もうまくいかず、お金をためて留学して現地で働くというリスクも怖くて、日本で経験を積んだ後ワーホリで行く人が多いと聞いていたので27歳だったし焦っていました。

Q4 それに対し、ご自身で何か対処などされましたか?効果はありましたか?

基礎を学ぶために、Animation Aid を受講する1年前くらいに他のオンラインスクールを受講しました。基礎をしっかり教わることが出来たのでクラスはすごく良かったのですが、その後自分で勉強するときにうまく活かしきれずにいました。 あとは、CGプロダクションで働いていたのでアニメーターの方たちに何度か見て頂きました。ただ、無償というのが相手に遠慮してしまったり、課題ではないのでアニメーションの時間をとることに必死になれておらずだんだんと機会が減りました。

Q5 受講を決めたきっかけはなんでしたか?

ボーンデジタルの若杉さんの講義です。 一度他のオンラインスクール受けたので迷ったのですが 若杉さんのアニメーションのデモンストレーションを見ていたらなぜかすごくアニメーションがしたくなってAnimation Aid申し込みました。

Q6 受講後、どのような改善・変化がありましたか?

Workshop1から3まで約9ヶ月間くらい続けて受講したのですが、変化として自分の中で一番大きかったのは自分で勉強するとき学んだことをどう活かしたらいいか以前よりわかるようになったことと、アニメーションはかなり時間をかけて本気でやらないと成長できないことがやっと身にしみてわかったことです。藤原さんの授業で”人生を変えたショット”を見せてもらったときハッとさせられて私の中で意識改革になりました。それくらい全力を尽くさないとと言われ今までの自分を反省しました。 結果としては、Workshop2と3でクリティークを受けていたショットを含んだデモリールを提出してアニメーターとして転職することができました。 デモリールはWorkshop1後から2の時期に1つ作成して、Workshop2 の後から3の終わることまでの時期にもう一度修正したり追加して作り直したのですが、それを転職前の職場のアニメーターの方たちに見てもらった時に、「成長したね」と言ってもらえてかなり嬉しかったです。

Q7 同じような悩みを持っている方、受講を迷っている方へ一言メッセージをお願いします。

私は技術と姿勢共にスタートが最悪レベルだったので今もまだかなり下手ですが、知り合いのアニメーターさんたちに成長したと褒めてもらえたので事実成長できたんだと思います。でもそれよりも講師の方たちがすごく努力されていたり、アニメーションをとても楽しんでいらっしゃることに影響を受ける部分が大きかったです。
あと、アニメーションの動きだけでなくショット内容のアイディア出しするところから見てくれることがよかったです。
以前コーディネーターをやっていた時に、スケジュールがタイト過ぎると必然的にアーティストがディレクターに演出内容を提案することが出来なくなるという環境が悲しくて、今アニメーターとして日本で働いている方もAnimation Aidだったら演出のアイデアを出すいい機会なのかなと個人的に思いました。
正直私にとって授業料を支払うのは生活がギリギリになったので金銭的に厳しかったし、この投資と、海外へ行くための貯金とどっちがいいのかとか悩んだりしたのですが、結果的に今の私にとってはこの投資はよかったです。